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so many colors in the future what a wonderful world


すっごい久しぶりのブログ。

6月あたりに忙しくなって、ブログもnoteも更新を一時止めたら、そのまま半年近く放ったらかしてしまってました。


そんな長い沈黙を破って、半年ぶりにブログを書きたくなったネタがこちら。

昨年放送されたアニメ「色づく世界の明日から」のイベントが、作品の舞台である長崎で行われるという事で、こんなん行くしかないやろと、3月に初の長崎旅行をしてから僅か8ヶ月で2回目の長崎旅行を敢行しました。


イベントが行われたのは11/23。
なんと、あのローマ教皇が38年ぶりに来日して、長崎を訪れる前日。



市内の至る所でこんな交通案内が出ているようなタイミング。

そんな長崎が大いに忙しくなるであろう日の前日に、アニメ制作側ではなく長崎市側からのオファーで開催に至ったイベントということで、長崎が如何にこの作品を愛してくれて、共に盛り上げようとしてくれているのかが、経緯からもよくわかります。


イベントには、月白瞳美役の石原夏織さん、月白琥珀役の本渡楓さん、監督の篠原俊哉さん、アニメプロデューサーの山本輝さん、プロデューサーの永谷敬之さんがゲストに登場し、地元長崎の村山仁志アナウンサーがMCとして登壇。

MCの村山アナ、アナウンサーでありながらラノベ作家でもあるということで、長崎ではちょっと知られたアナウンサーらしいです。
著書の中には、長崎が舞台でヒロインの名前が「ヒトミ」という、この作品と只ならぬ縁を感じるようなものもあるそうで(色づくの瞳美とは全く違うキャラクターらしいですが)

前説からそのような話をして頂いたことで、自分を含めた多くの他県の人が

「この人がMCならこのイベント大丈夫そうだ」

と思ったんじゃないかと思います。


イベントはまず制作裏話トークから。

「何故長崎が舞台になったのか?」

という疑問に対して、篠原監督からは、「やや地味なストーリーだったので、坂の多い街にしたかった(細かくは覚えてませんが、おそらく背景を華やかにしたいとか、そういう意図で言ったかと思います)」というのと、「(監督の)嫁の故郷だったので、これで嫁孝行出来たかな、と」というちょっと意外な理由も明かしてくれました。

対抗馬としては、函館も候補地に挙がっていたそうで、監督の奥さんが長崎出身でなかったら、函館が舞台の色づくが出来ていたのかもしれません。


また作中よく登場する展望台が稲佐山ではなく鍋冠山であることについては、「観光PRアニメを作っているわけではないので、地元の人が稲佐山とか観光名所的な場所に行くのか?」という視点から、敢えてマイナーなスポットを選ぶようにした、と話していて、それに対しては村山アナが「稲佐山はカップルが行くと別れるという都市伝説があるので、選ばなくて正解」と付け加えていました。
作品に使う場所については、ロケハン前にGoogleマップで下調べをしたりもしていたそうで、ちょうどそういう選定作業をしているタイミングでGoogleマップが長崎を3Dにしてくれたのが非常に助かったとのことで、文明の進歩が思いがけずアニメの背景を美しくすることに貢献した瞬間を知ることが出来ました。



2つ目のコーナーは、ファンのTwitter投稿で選ぶ名場面ランキング。

正直、どれもいいシーンばかりで、どれが何位だったのかをすっかり忘れてしまったので印象に残った話をピックアップ。

最終話の絵本のシーン。
当初の構成では絵本はすべて瞳美(石原夏織さん)が読み上げることになっていたそうなんですが、その場合最終話の後半パートに瞳美を除く主要メンバーが誰も喋らないことになってしまうため、それは少し勿体ないし、キャストの人たちも不完全燃焼で終わってしまう気がした、ということで、パート分けする構成に変更になったそうです。
ちなみに、最終話の台本を貰った際、東山奈央さん(河合胡桃役)が喫茶店で台本を見て泣いてしまい、それを色づくのグループLINEに暴露したところ、みんなそれぞれの場所で台本を読んで同じように泣いていたそうです。


瞳美が一瞬色を取り戻すシーン。
ここで監督が琥珀役の本渡楓さんに対して「この時の琥珀って、瞳美と唯翔の関係に気づいてた?」という質問を投げ掛けるという衝撃の展開。
アフレコ当時は演じる人たちの感性に任せて、敢えてどちらか決めたディレクションをせずに演じてもらっていたそうです。
ちなみに、本渡さん的には「気づいている」というつもりで演じていたとのことでした。

また、その後に出てくる「めがね橋」の電停は、ロケハンに訪れた当時は「賑橋」という名前だったのが放送の2ヶ月前(2018年8月)に改称されたもので、ストーリー的にも2018年の夏~秋を舞台にしているため、どうするか議論になったそうですが、放送後に聖地を訪れたファンに親しみをもってもらうためにも改称後の名称で全話統一することになり、一部カットの差し替えもしたそうです。


大浦展望公園の紙飛行機。
あのあたりの家からは、向かいの丘沿いに建っている家を真正面に見ることが出来るため、「向かいの家と部屋の明かりの点滅で合図してそう」というベタな恋愛ドラマ的な展開をアニメで再現することに。
当初はモールス信号とかにする案も出たそうですが、「作画が面倒だから」と却下されたとか。
尚、前述の通り向かいの丘沿いに家があるので、作中では出会うまでお互いに走っていますが、実際にそんな事をしたらおそらく息が上がってあんな名シーンにはならないとも話していました。



3つ目のコーナーは長崎弁アフレコ。
作中の一部のシーンを石原夏織さんと本渡楓さんに長崎弁に置き換えて生アフレコしてもらおうという企画。
ローマ教皇来県で忙しい長崎市観光協会が長崎弁への翻訳を全面協力してくれたそうです。

おそらく事前にイントネーションなどのディレクションがあった上での演技だったのでしょうが、2人の違和感のない長崎弁アフレコに「これが声優の実力か…」と感心せずにはいられませんでした。
MCの村山アナも「まさに今時の若者が話す長崎弁という感じで素晴らしい」と大絶賛で、プロデューサーの永谷さんからは即座に「長崎弁の何か、企画書を書きましょう!」と今後に期待を持てる発言も飛び出すほどの大成功となりました。


4つ目は質問コーナー。
個人的には瞳美が未来に帰ってからの60年間というのは気になる部分で、そういった質問もありましたが、監督としては受け止める人の想像にお任せしたい、ただ続編が作れるならそこを作ってみたいとも言っていました。
また琥珀役の本渡楓さんは、60年間当の本人である瞳美にも話せずにこの事を抱えていた、その間に実の娘(=瞳美の母)が魔法が使えない事や、その事で家を出てしまった事など、辛い事もあったと思うと話していました。

ここからは自分の憶測ですが、琥珀はおそらく60年後に瞳美を過去へ送り届けることが、それまでの辛い事をすべてひっくり返して、瞳美やその母(=琥珀の娘)を変えるキッカケになると信じて、星砂に満月の光を溜め続けていたんじゃないかな、と思ってます。


作品についてさまざまな話を聞くことが出来て、遥々長崎を訪れてホントに良かったと思える、とても素敵なイベントでした。

今後も色づくを応援していこうと思いますし、また何かイベントなどがあれば積極的に参加していきたいなと思います。

ありがとうございました。
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2019'11'27(Wed)00:26 [ Anime - 色づく世界の明日から聖地巡礼 ]
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タグ : 色づく世界の明日から キミノイクベキトコロ 長崎 石原夏織 本渡楓 アニメ PAWorks

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